海外で子育てしながら考えごと

バンコクで1歳児子育て中

【海外妊娠記録】糖負荷検査(26週)と食事療法

今日は待ちにまった(?)糖負荷検査でした。

結論から言います。

問題なしでした!!!

わーい!!嬉しすぎる・・・!

 

前回の妊娠時(日本で)は50g検査でひっかかり、75g検査では1時間値と2時間値の両方でひっかかり・・・血糖測定機を持ち歩く日々でした。

インスリン注射や管理入院じゃないだけマシだったけど。。。

遺伝的体質や年齢も関係するよと言われましたが、それでも毎日食後の血糖値を図っていると自分の体がよくわかるようになり、これまでの私の食生活ってそんなにダメだったんだ、と思わされた経験でした。

 

これは、前回の妊娠から少しでも体質が改善したと思っていいんでしょうか・・・・涙涙

産後も血糖値はなかなか下がらず、糖尿病リスク7倍と言われて当時はお先真っ暗感があったけど、今回の測定結果でちょっと自信が持てました。

 

もし、今ここに初産で妊娠糖尿病だと言われて撃沈している方がいたとしても、声を大にして言いたい。

改善しますよ!!大丈夫!!

 

今回は妊婦検診の話というより、私の妊娠糖尿病奮闘記みたいなものになりますがw

妊娠糖尿病って、出産したら終わりってものでもないんですよね。

産後も血糖値が戻るまでしばらくかかったりしますし、戻らずに糖尿病コースの人もいます。なので、やはり気をつけるにこしたことはない病気です。

  

そこで、私なりではありますが、妊娠糖尿病発覚から産後を通してここ2年ほどずっと気をつけていたことを書いてみます。

 

・オイルを摂る

・朝食に気をつける

・タンパク質を多く摂る

・(おまけ)夕食後に家事

 

これだけ・・・?と思われるかもしれませんが・・・^^;

糖質の量は、意外にもあまり気にしなかったです。もちろん食べすぎに注意するということは必要ですが、でも世の中の大半の人は普通に炭水化物食べてるやん?

玄米じゃなくて白米食べてるやん?

コーヒーに砂糖いれてるやん??

なんで私だけ症状がでるんだ・・・と思って自分の食生活を見直してみたところ、この3点が他の人と比べて足りてないなと思い、見直しました。

 

①オイル(油分)を摂る

意外かもしれませんが、油分・脂質は血糖値の急上昇を抑えてくれる働きがあります。しかし私、油=悪のような気がして、わざわざノンオイルのドレッシングを買ったり、低脂肪乳飲んだり、脂質ゼロのヨーグルトとか買ってました。。

これがどうもいけなかったらしい。

そもそも血糖値を測り始めてきづいたのですが、食パンを食べるにしてもトーストしてバター塗った方が、白パンをそのまま食べるよりも血糖値はあがらないのです。

白米よりパスタの方が油分があるので血糖値の上昇はゆるやかです。

もっと言えば、白米よりチャーハンの方が血糖値あがらないのです!

こんな事実知らなかった!むしろ、私は脂分が不足していたんじゃないか・・と思い始めました。

もちろん揚げ油などの参加した油は取りすぎると良くないですが、オメガ3脂肪酸は必須脂肪酸です。ぜひドレッシングを選ばれる際などはオメガ3脂肪酸入りのものにしたり、普段の料理にも亜麻仁油を使ってみてください。

 

②朝食に気をつける

言わずもがなですが、朝食(breakfast)の意味は、Fast(断食)をbreakすること。

特に私の場合は、空腹時の血糖値は正常範囲なのに食後の血糖値が急上昇するタイプでした。

でもこれ、普段の健康診断でもなかなか気づけないし(一般的な血液検査って空腹時の値しか見ないからね。。。)、HbA1cという数ヶ月の平均値の値も、空腹時が低いおかげで下がってくれちゃったりするわけです。

妊娠して初めて妊娠糖尿病と診断されたそこのあなた、きっと同じパターンの可能性ありますよ!

あとあとわかったのですが、産後の糖負荷検査では詳しく見てもらうことができ、私は正常な人に比べて空腹時のインスリン生産量が2倍だったそうです。(糖尿病患者に見られる傾向らしい)

「まだ年齢的にも若いから、インスリンを頑張ってつくっても膵臓への負担がそこまでなく耐えられているけど、これがあと何十年も続くともちろん膵臓もダメージを食らうし、体全体としてインスリンの効きが悪くなる。これが糖尿病が悪化する王道パターンです。」

なんて解説までされてしまいw

こんな解説聞いた帰り道、まだ小さい赤子を抱えて涙なくして歩けませんでしたw

 

と、話がそれつつありますが、問題は、血糖値が低い状態から高い状態への繰り返しが血管を老化させる原因にもなり良くない、とくに気をつけるべきは朝食なんです。

朝起きた時点ではだいたい8〜10時間ほどの空腹状態になってますね。ここで朝食でドカンと急上昇させないことが大事です。その後の昼食、夕飯は間にちょこちょこ間食をとったりすれば血糖値は大きく上下しません。(5回食、6回食にわけるテクニックも有名ですね!)

朝食ではこれを毎回食べなければならない、というものはありません。

①のオイルを摂るも参考にしつつ、サラダから食べる場合はちゃんとドレッシングをかける、ヨーグルトなどの乳脂肪分の入ったものを取る、ご飯を食べるときはただの白米にせず、卵かけご飯にするか納豆ご飯にする(もちろん気力があればチャーハンを作るでも可w)などと気をつけるのです。本当にこれだけです。

 

逆に、これまでの私はどんな朝食だったというと・・・・

食べない

おにぎりだけ

フルーツジュース

とかのだらしない感じでした。。。朝によわくて(これは低血糖すぎるが故だったのかも?)、夜遅くに夕食をとったりしていたのでそんなに食べてなかったんですよね。。会社についてからコンビニで買ったおにぎりをかじったりとか。そんな感じ。

 

この2年で一番変わったのは朝食を意識してよく食べるようになったことかもしれません。

むしろ今までより食べてるんですよ。量は。でも、体重の増加はありません。

やっぱり、単純に私の食生活の中でオイルが不足していた可能性と、朝食って食べ過ぎてもあんまり太らないんでしょうかね^^;

 

③タンパク質を多くとる

これはあんまり参考にならないかも?私がそうだったという話です。

実家での食生活の影響かもしれないんですが、私の母は自然主義者・野菜主義者で、また祖父母と同居していたりしたもので、肉よりも魚や大豆、野菜をたくさん使った料理が多く、そもそもですがメイン(魚とか肉とか)の1人分が小さかったんですよね。

結婚して夫に指摘されるまで気づきませんでした。肉の量が少ないとw

でも、これもオイルの話と被りますが、なんか肉=悪みたいな、とりすぎちゃだめなような気がしていたんです・・・

卵も、コレステロールがあがるから1日1個まで!とか・・・

でも野菜多めで肉少なめの食生活だとどうしてもお腹が空きがちになるため、結局主食(炭水化物)をしっかり取ってしまうんですよ。うちの母なんて還暦超えてますが未だ白米おかわりします。(いよいよ母の健康も心配だ・・・)

主食を減らし、十分な食べ応えと満腹感を得るにはタンパク質しかありません。手っ取り早く肉ですよ肉!

ということで、妊娠糖尿発覚以来はとにかく肉をたくさん食べるようになりました。間食でもサラダチキンとか、外食でも焼肉とか。

筋トレ趣味の男性と同じような食事やおやつを食べると、糖質は少なく、高たんぱくで腹持ちもいいしいいことづくめです。

居酒屋でも唐揚げガンガン食べますw ポテトよりこっちの方がいいしね。

たぶん大きく変わったのは肉を食べる罪悪感が無くなった、という感じですね。

ちなみにうちの母は牛乳を飲みません。牛が食べている餌が良くないからだとかなんとか。もうついていけませんw 骨粗鬆症になるなよー!

 

(番外編)夕食後に家事

 これは、すでに実行されている人もいるかもしれないし、Tipsでもなんでもないのですが、ご飯を食べた後、すぐ動く。これを心がけるだけで血糖値の上昇は全然ちがいます。もし、今日は食べ過ぎたなーと思う日があれば食後に30分間何かしてみてください。

どうも、昔読んだ本かテレビかで食後30〜1時間は運動してはいけないなんて聞いたことがある気がして、食後は休むくせがありました。ソファでテレビ見たり談笑したり。

ですが、これ(食べたすぐ動いてはダメ)って嘘らしいですよ・・・!

食べて5分以内に運動しても何の問題もないらしいです。

もちろん激しい運動を想定した話ではないのですが、日常動作(散歩する、立って労働する)は余裕でしょう。

そこで、私は夕食後に溜まった家事をするという習慣に変えました。

まぁ自然と夕食前までは忙しくて家事できないというのもありますがw

食べ終わったらすぐ立ち上がり、ゴミ捨てとか片付け、掃除を食後30分以内にやってしまいます。

つい、食べたあとってゆっくりしたくなるんですが、血糖値があがる・・!の恐怖心から一通り家事が終わるまで座れませんw

でも部屋も綺麗になって一石二鳥です!夜寝るまえに部屋が綺麗だと朝起きてからの清々しさが違いますよね。

 

以上になりますが、あくまで私の経験談でしかないので参考になるかわかりませんが・・・糖質を抑えた食生活をする、ということだけを意識するとストレスになりがちなので、溜め込まない程度に生活習慣を変えてみる工夫をされてみてください!

 

長くなりましたが、タイの妊婦健診でかかった費用は以下の記事にまとめています。