海外で子育てしながら考えごと

バンコクで1歳児子育て中

子どもの寝かしつけで手こずったり、夜泣きで悩んでいる人へ

新米ママなりにも育児をしながらたびたび思うことがあります。

 

赤ちゃん、というか子どもの「眠り」について。

 

赤ちゃんがまだ小さいころは夜泣きが大変、という言葉をよく耳にしていました。

また、1歳をすぎてからも夜寝る時間が決まらないとか、寝かしつけが大変で添い寝をしながら自分も寝るからやることが捗らないとか、「眠り」についての話題はよくあります。

私の子は今1歳なのですが、0歳後半くらいからママ友の間でも

おっぱいを卒業したいけど夜は授乳しながらじゃないと寝れない

まだ夜中に2~3度目が覚めてぐずる

どうやって寝かしつけている?部屋をわけて一人で寝せるトレーニングやってる?

という話はよく出ています。

 

ねんねトレーニングという言葉もありますが、ジーナ式やトレイシー・ホッグなど、今の時代なんでもハウツーがあるんですよね。それらを取り入れている人も多いと思います。

 

幸いにもうちの子は手のかからない子で、生後2か月には夜通し寝るようになり、今も寝かしつけで悩むことはあまりありません。一人でベビーベッドで寝ています。

 

で、周りがこういった話題をするたびに、とある質問をしたくなります。

 「あなたは夜すぐに眠れるタイプなの?」

 

私は、「眠りの不得手」は遺伝なんじゃないかと思っています。

 

私自身は寝つきが大変に悪いです。布団の中で1~2時間寝れずにゴロゴロすることもあります。そして朝にも弱い。

私の父も同じく不眠症気味で、かなりの夜型です。でも私の母は布団に入って5秒で寝れるタイプでした。

私の夫はさすがに5秒ではないけど私よりは入眠が早いです。

 

私の子はきっと夫似か、私の母の隔世遺伝でしょう。

もし第二子ができたら、私に似てなかなか寝れない子になるかもしれません。

 

でもそれはきっと仕方ないんです。人よりも副交感神経が敏感だったり、ちょっとした物音で目が覚めたりする体質なんです。一種の神経症です。

でもこういった人も睡眠時間は他の人と同じく必要なので、入眠が遅くて朝に支障が出る、というのも神経症の一症状なわけです。

そんなに寝なくても大丈夫という人がいますがそれはまた別の体質です。

 

そして私は、こういう隠れ神経症の人はたくさんいると思っています。

眠り方については仲の良い友達にもそこまで聞く話ではないし、正直過去に付き合った男の人や一緒に住む夫くらいしか他人の入眠データがありません。

なので自分の眠りについてあまり気にしたことがない人は多いかもしれませんが、もしかしたらちゃんと治療が必要かもしれないです。

 

夜なかなか寝れない、というと、メラトニンを出すように体内時計を・・・と言われがちですが、もしかしたら神経を休めるような働きかけのほうが効く人もいるかもしれません。

交感神経・副交感神経を刺激する方法は、メジャーなものにヨガがありますが、一度自分のことが知りたいと思ったら神経外科に行ってみるのも手だと思っています。

 

話を戻しますが、子供の眠りについて話しているお母さんを見てふと、この人は夜遅くラインが返ってくるよなぁ・・・まずは自分の眠りを考えてみたらどうかな・・と思ったりします。

 

逆に言うと、保育園に通ったりする前だったら、長い人生で朝決まった時間に起きなくていい時期なんて今しかないんだから・・・その子の好きな時間に寝かせてあげたらいいじゃないかな、というのが私の考えです。

  

ちなみに私は生後6か月以降はまったく昼寝をしなかったそうです。赤ちゃんの頃は逆に昼間寝ないから夜寝れてたんでしょう。

でもそのうち昼寝が不要な年齢になってからというもの、寝つきの良すぎる母に厳しくしつけられたので、小学生の間は21時には寝かせられて毎日布団に入って2時間はゴロゴロしていました。そして、早く眠れたとしても夜中に何度も起きていました。まだ体が寝たいと思っていない時間に無理やり布団に入る日々は子供ながらにストレスだったんだと思います。

でも子供なので「なんでお母さんは寝られるのに私は眠れないんだろう。私はダメな子」と悲しく思っていました。

眠りが遅いのは運動不足だ、とどこかから耳にした私は、中学以降は激しい運動部に入りました。でも全然眠れなかった。

 

今思えば、お母さんじゃなくてお父さんと同じスケジュールにさせてくれたらよかったのに・・と思います。体質が似ている人と一緒の生活リズムを作ったほうが話が早かったと思います。でも、お母さんは「夜遅くまで起きているのは悪い子」という価値観をもっていたので、私を追い詰めました。

 

眠りについて悩んでいるお母さんには、一度自分や周りの大人の眠りについても振り返ってみてほしいです。

あなたの子は、そういう大人たちから産まれてきているので、何かしら似たパターンの人がいるかもしれません。

 

そしてそもそも、子どもの寝る時間にはそこまで過敏にならなくてもいいんじゃないかなと思うんです。

人間、本当に疲れていたら、ぐっすり寝ますから。

朝起きれないというのも、眠る時間を確保するための体のサインなのかもしれません。

 

それでも生活リズムを・・・と言うのであれば、交感神経を上手に扱えるような工夫が必要かと思います。普段の姿勢やストレッチ、さらにはストレスも関係するかもしれません。

まずは朝日を浴びて、というのは私はあまり信じていません。だって、朝曇りだったらどうしますか?太陽の陽が大事なんだとしたら、夏と冬で時間変えようよ。北海道と沖縄では時間変えようよ。それに、そもそも意識しなくても朝日浴びてます。すでに実行済みですから。それでも寝れませんから。

不眠の原因はもしかしたらもっと深いところにあって、その一つは遺伝なのではないかな、というのが私の考えです。

 

また、ママさんの中には、外遊びをたくさんして疲れさせて夜ぐっすり眠らせるという方法を取っている人も多いと思います。そして、それが上手く行っているからと、眠りで悩んでいるママさんにこの方法を教えたりしています。

強制的に疲れて寝るのであながち間違いではない方法だとは思いますが、私はそれと眠りのリズムはあまり関係がないと思うんです。

私自身の経験からも、運動して疲れさせて寝る、がクセになると、運動しなかった日はもっと目がギンギンになって逆効果でした。

 

本来眠りとは、リラックスした状態で心が安定して、安らかな気持ちの身体の時に自然と訪れるものだと思っていて、それが熟睡できる正しい眠りだと思います。

なので、やっぱり神経系を上手に休めないと、メラトニンが浸透していかない気がするんです。

 

アメリカでは子供でも飲める睡眠薬があるれています、眠りが浅い人はまず自分が薬を飲んでもいいかもしれませんよ。

子供の寝かしつけはそのあとにゆっくり考えてもいいのかもしれません。

 

以上、新米ママのぼやきでした。

男性が若いうちに「遊び終わったほうがいい」のと同じ度合で女性は若いうちに「オゴられ終わったほうがいい」と考える

”遊び終わる”というのは、単純にそれに飽きるとか、それを続けたことで意味がないと感じたり、空虚感に気づくなど、いろんなこじつけ理由で成長に必要な一環としがちであるが、誰かしら犠牲を伴うことは間違いないので当人はそれを理解するべきであるということと、そもそもそういうフェーズに興味がない男女はこの記事は読み飛ばしていただきたい。

タイトルだけ見ると、女性がおごられるということに関しておごる側の男性は「は?!」とおもうかもしれないけれど、今のうちに遊んでおけという男性へのアドバイスも同次元だと思うのでそこは目をつぶってほしい。

 

また、世の中では女性の下方婚ブームとか、今の女性は男性の年収を気にしなくなってきている!?とも言われていますが、ここでは元々稼いでいる女性はいったん対象外にします。

 

一部若手を除いて、女性の労働時間あたりの賃金が男性より低いという問題は一向に解決する兆しが見えない現在、まだ男性におごられたいとおもう女性は多くいます。勤続期間中にも出産育児で仕事前線から立ち退かざるを得ないというハンデを背負うことからも、男性の経済力に期待するのは仕方がないと多くの人が思っている。

しかしそんな経済的に男性に依存し続ける人生はアラサー世代のお母さんまで。はっきり言ってアラツー母世代もといこの先の日本では1人の稼ぎで家族を養うのが不可能な時代です。年金は納めた人ほど損をする構図です。共働きが普通という文化になるでしょう。そんな中、どのようにして女性の自立心を育てるか。

乱暴な言い方ですが、最初から遊ぶなと押さえつけるよりは遊び終わった男性こそが誠実になるという荒治療に倣い、ゴチの酸いも甘いも知った女性こそお金の大切さを身に染みている(かも)と言いたいのが本日の主題です。

 

ゴチ慣れてそれに飽きた(もしくは痛い目を見た)女性は、その後大変に甲斐甲斐しくまじめに働き、専業主婦であってもお給料を稼いでくる男性に対して「ありがとう」としっかり言葉に出して感謝しつづける可能性を秘めています。

ポイントは、20代までに遊びを終わらせておくこと。

 

女性の20代は華であります。もとい、日本においては特に。

過ぎた人が後で実感する人生においてもう戻ってこないピーク(もちろん30を超えても華やかな人もいますが)であり、女子大生のブランドから若くフレッシュな体という価値、それに対しあらゆるお食事やプレゼントや恋愛めいたイベントが次々に舞い込んでくるので、今しかないそれを断れというのも寂しい。その先を考えるとね。

この若き時代、容姿に恵まれた貴方は、うんと享受しておいたらいい。もちろんそれに対しては礼儀を忘れずに。

十年もするとびっくりするくらいのエイジハラスメントが・・・

 

でもそのうちに気付くのです。最初はかっこつけて出してくれた男性も、どんどん見返りを求めてくることに。それに、”適切な”お礼をするということが、またもや難しい。自分がおごる側の立場だったらと考えてみたらわかると思う。

人間だれしもgive&takeで成り立っているため、片方が片方にただ渡すだけの関係は長く続くはずはない。また悲しいかな、give&takeしていたとしても、それが長く続くと女性の価値が年齢で下がっていくこともまた多くの実証が示すように事実なのだろう。つまりは完璧なバランスは数年も続かないのだ。

そして、男性側にも負担を与えているという事実にも気づく。20代女性からすると40代以上のお金を持っている男性の財布事情は想像つかないかもしれないが、よっぽどの企業家や東京カレンダーに出てくる港区おじさんでもなければ、毎回ゴチってプレゼントでタクシー代なんて続かない。そして不満が少しずつ募り、ついに彼が激情すると大変に恐ろしい展開が待っている。

最初は若ピチの自分と会いたがってる♪とウエメセで遊んで”あげていた”つもりが、男性のご機嫌を取らないとすべて失うという事実に気付く。亭主関白なお父さんに支配される母を彷彿とさせるとは言わないものの、自由だと思っていた自分の生活が想像以上に束縛されているという恐怖を感じるのだ。

さすがにそれを経験すると、さほど稼いでいない女子でも、「もう二度とゴチにならない、自分のお金は自分で払う。つまり、働く」というゆるぎない自立心が生まれる。

ここまで書くと、最初から自立しているひともいるのでは?というギモンも出てくると思う。世の中には「私も払います」としっかり割り勘する女性もたくさんいる。すでに稼いでいる女性を交えるとややこしくなりそうだが、ここでは平均的な女性目線で話すと、誠実にコツコツ生きている女性はたくさんおります。きっと、遊んでいない男性と同じくらいの割合で。

ただし、恋愛ヒエラルキーの中では、遊んでいない男性がモテないと思われがちなのと似て、誠実にコツコツ生きている女性にはスポットライトがあたりづらい。

つまり、コツコツ女性は地味だったり見た目でモテにくいゾーンにはいると思う。

でも怖いのは、コツコツ女性の中にはそれまで知らなかった世界を知った瞬間にはじけてしまう時限爆弾タイプも混ざっていること。歳をとってから遊びを知ってしまう男と同じように、あとから甘い蜜を知るのは危険なのです。

またもう一つ、若いうちにまじめすぎる女性の落とし穴は、働き出して数年の20代前半だとそこまで同世代で年収の差がないが、妙齢のアラサーに突入すると就職した企業や採用形態、転勤の有無などによってどんどん年収差が生まれ、みんなが建前で隠している格差に気づいてくることにもある。そもそも正社員6年目と派遣社員6年目では数百万以上収入格差がある。外資vs日本企業でもしかり。

コツコツ真面目女性に日本は厳しいのです。

そういった中、キラキラした女性が高級レストランや会員制バーなどで舌を肥やしている姿をSNSで見ようものなら、自分の置かれている環境に対しても不満がたまる上に、稼ぐ男との結婚を考えだすのも無理はない。

女性としての賞味期限を薄々感じているからこそ、自立して頑張ろうという気持ちになれないのだ。

 

年を取ってから欲望が出てくるととても悲劇である。周りの男性にとってもだし、独身であれば本人が婚活で迷走するポイントにもなりうる。

この点からも若いうちにゴチ慣れておいたほうが良いという話につながる。 

  

もちろん、年齢を重ねても一定の自立という価値観が変わらない人がいる。そのような伴侶をみつけた男性はラッキーだ。子育てにも不安はないだろう。しかし、お金持ちなのに遊ぶことにもっぱら興味がない男性に巡り合える確率と同じくらいだとすると、そこそこレア。特に”魅力的な外見”な女性である確率は少ないのではないかと。

 

 ゴチ慣れ女性は派手な外見で男を惹きつける魅力多き女性が多かったりするものだ。そしてそういう女こそ新しい働く女性になりうるパワーを秘めていると思う。

そしてそんな女性の自立心は、結局「もう奢られなくていいです。私が払います」と思うタイミングで来るのではないかと思えてくるのだ。

 

繰り返しになりますが、もともと高年収の女性はお金にケチケチしないだろうなので対象外としての話ですよ。

 

最後に、「こんなことまでしないと女性は自立心を持てないのか!」と嘆く人がいたら、じゃぁ男も遊び終わった方がいいとか2度と言うな😭

 

以上、女性の自立心について男性の一途心と合わせて考察する、でした。 

NHK子育て番組に期待したいこと。すくすく子育てが面白くない

【10/16 後日談、追記してます】

自由に書きたいことを書きます。実現するかどうかは別として、個人的な希望。

NHKは受信料問題すったもんだありましたが、Eテレは子供ができると急に世の母子たちが見始めると言われています。

0歳児子育て真っ只中の私がまずやったことはネット検索。その中でおすすめに出てきたのはすくすく子育てでした。とりあえず録画予約。

でも見てても頭に残る内容はほぼ無し。ためになると思う内容も無し。むしろイライラ。録画もタイトルだけ見て消すことも・・・

今日はそれについて記事を書いてみようと思います。

 

 

すくすく子育てはAERA with babyに似てる

基本的に悩みが中心。悩みを深堀して、同調して、それに対して専門家がコメントする。悩みがなくても、番組を見てると悩みがあるかのような気になってくる。気が重くなる。悲しくなる・・・

最終的なまとめも、だいたい正解はありませんよ的なふわっとした終わり方。専門家って何よ?

 

もちろん育児に悩みがない人はいないと思いますが、番組の構成上、子育て世代をひとくくりにしていて対象月齢がバラバラなので、それこそ0か月児から見始めたら「生後半年でこんな悲劇が・・・」「1歳になるとこんなに大変?!」「2歳のイヤイヤ期って地獄・・・」という恐怖を感じて、その月齢になったらほんとにそういう悩みが(そこまで深刻じゃなくても)大きくのしかかってくるのです。

そして最終的にHow Toがなくもやっと終わるのはAERA babyそっくり。見てても、それって子育ての悩みじゃなくて夫婦間の悩みじゃん、とかの論点のズレ多数。

 

たとえば子どもが泣き止まないことがテーマの悩みの会で、「ご近所に迷惑がかかると思ってしまいます。迷惑じゃないのでしょうか?」という質問に小児科医が「気にしなくていいですよ、仕方ないですからね」と答えてたり。いや、そこ、どうしても専門家よびたいなら弁護士でしょ。それかスカッとJAPANみたいに賢い言い回しを紹介するとかね。あとは夫の育児協力がテーマの回で、産婦人科医や助産師がママへの生活アドバイスを答えてたり。しかし夫が長時間労働で家に帰ってくるのが遅いことが問題なんだとしたら、医者じゃ無理くね?ご本人がまず激務だよね?もしくは、不倫してて帰ってくるのが遅いんだったら弁護士や家庭問題専門カウンセラーなのでは。

そもそも専門家である必要あるのだろうか

女性向け番組なんだとしたら、うまくいってる他のママがどうしてるのかさえわかればそれでいいのではないか。女性雑誌がなぜ売れるのか?モデルとする憧れウーマンが見たいからです。実際に同じ服を着るかどうかは別として、見てるだけでキラキラした生活をおくる妄想ができるじゃないですか。あとは事例紹介が単純に面白かったり、ためになる。

つまり育児に関しても正解がないのであれば、事例紹介をやるだけやって、それを取り入れるか今回はスルーするかを本人が選別すればいい。何かあったとき責任とれないって?専門家が変なこと言うほうが怖いと思うぞ。

 

というわけで、私が「こういうすくすく子育てだったらいいな」と思う理想番組案は

手作りおもちゃ紹介、子育てアイデア特集はためになると思う時があるんです。それなら専門家コメントじゃなくて、質問に対しては視聴者からの事例紹介で固めたら?というのが私の意見。

 

 一日のタイムスケジュール紹介とかすごく見たい。あくまで一例です的な。それ、すごく気になる!だって隣の家のママがどういう子育てしてるか気になるもん。

ついでに言うと、母体の回復に関する情報も欲しい。骨盤矯正は産後半年までの間が大事なのに、あっという間に半年すぎちゃう。だったら赤ちゃんの世話と合わせて骨盤体操や尿漏れ予防のトレーニングなど日常で取り入れやすいもの紹介してほしい。3回に一回くらい「骨盤体操忘れてませんか?今日は赤ちゃんを抱っこしながらできる体操を紹介します」とかしてくれると絶対見逃さないで毎回見る。2,3回繰り返してみる。

 

また、月齢でまとめてほしい。0~3か月対象、4~6か月対象などと回を分けて、その時に必要な情報に絞った構成にする。というルーティンを年に4回くらいで回すなど。(たまひよ的なね)

そのときそのときで赤ちゃんの様子は全く違うし、必要な情報も違うんです。

月齢を分けると、出産時期によって見始めるタイミングがずれた人が損なんて意見も出てくるかもしれませんが、そういうときこそ妊娠期から録画しておくか、ネット動画を見てくださいと促せばいい。どこまでも全視聴者対応にするとどうしても番組が薄くなる。そして視聴率ダウン→受信料クレーム、の構図。ペルソナは絞ってこそ質があがります。

 

専門家の意見を出したいなら「Newsweek 0歳児からの教育」みたいな内容だとすごくいい。仮にまったく同じ内容だったとしてもテレビつけ流しで耳からこの内容を聞けるんだったらその番組見る価値あると思うもん。

育児中、座って雑誌はなかなか読めないからね。

 

いろいろ言いましたが

税金の使い道に口出しする人がいるように、番組制作についても口出しする人がいてもいいかなということで思ったこと書いてみました。それが実現するかどうかはさておき(もちろん色々と事情や背景あるでしょうし、社会保障の延長もあると思うし)、でも大部分の税金・受信料・社会保障料を収めている人が健康で長時間働いている一般的なサラリーマンな私たちであることは忘れないでほしいんです。

不満がたまると、「誰が稼いだ金で食べてんだ!」と一昔前の迷惑男のようなことを言ってしまいそうです。 

 

【後日談】 

先日、予防接種は受けるべき?の回は非常に参考になりました。見てよかった〜‼︎と納得感ありまくりでした。

テーマによるのかね。。

 

出産してみて感じたこと③産後のその後(②の続編)

もし妊娠中の方が気まぐれに前回の記事を読んでいたら、出産って恐ろしすぎる。。。

と思うかもしれないので(時すでに遅し感もありますが)②の続編を書きます。

 

lifeiventsince2016.hatenablog.com

 

母体の回復についてです。現在産後2か月半ほど。だいぶ落ち着きました。

ほんとはまだ骨盤ベルトやガードルすべき時期なんですが、すっかり忘れて日常生活に戻ってます。赤ちゃんの世話も、ずぼら育児のせいで意外と普通の生活(夜通し寝ている)になってます。

 

北野武も27Hテレビで言っていました。バイク事故で全身骨折したあとの入院生活ではとにかく食べても食べてもやせたと。(いや、食べて寝るだけの生活だったけど太らなかったが正しいかも。詳細忘れた)

目が覚めて食べて、すぐ眠くなって寝て、起きるとおなかがすいてまた食べる。食べていない時間はほぼ寝ているけど、寝ている間に体が必死に回復するためにエネルギーを消費しているのがわかる、とか言ってました。

 

コレコレ。産後のママはそれが身体に起こります。赤ちゃんと一緒に起きて寝るという生活をするので、外に出ることもなければ歩くことさえ家の中の限られた空間ですが、とにかく腹が減る。栄養のあるものが食べたい。そして一日5食、高カロリーのものを散々食べてもまったく太らない。

・・・→これは授乳するからおなかがすくのかな、と思っていましたが、2か月過ぎたあたりで少し食欲が落ちました。そこでなんとなくわかったのです。体が傷を修復させるためにエネルギーを使っていたのだと。産褥期は産後ハイではあったものの寝ないと体がもちませんでしたが、いまは睡眠時間が多少減っても問題なくなりました。

産前と全く同じ身体なのか?と言われると、わかりませんが・・・。思考回路とかホルモン量とかは確実に変わっているでしょうね。骨盤はもはやよくわかりません。

でも会陰周辺の痛みは見事に消え去り、皮膚トラブルも落ち着きました。免疫もそこそこ回復してきたようです。

よかった、まだ私の身体は元気だ!!

 

まもなく生後3か月に突入しますが、オキシトシンの影響か、やはり毎日幸せであります。

 

なので、プレママのみなさま、どうかご安心くださいませ。

出産してみて感じたこと② 産後に一番大変なのは?

熱が冷めないうちに、というか気持ちを覚えているうちに。

先日①の記事を書いたので、続きです。私の赤ちゃんもあっという間に生後1か月となりました。今思っていることを書き留めておきます。

 

産後に何が一番大変か?

2~3時間おきの授乳?夜通し寝れないことで寝不足になること?泣き止まない赤ちゃんのお世話?

 

どうでしょうか・・・。

これは私個人的な感想かもしれませんが、産後一番不安だったのは

母体の回復でした。

 

私は経腟分娩でしたが、会陰の痛み、後陣痛、骨盤がバラバラになっている(と感じる恐怖)、止まらない悪露とナプキンを続けることによる痒み・かぶれ・・・

あげるときりがありませんが、本当に日常生活に戻れるのか?と毎日不安でした。

分娩時も、なんだかんだ結構出血しています。平均して500mlペットボトルくらいは。

出産とは実はかなりの重傷を負った状態と同じといわれているのも納得です。

 

また、私は視力が悪いので、産後さらに視力が落ちるということに対する不安・・・(実際、落ちたような気がします)

そして髪が抜けるという恐怖。しばらくすると80~90%までは戻るといわれますが、完全回復ではないそうです。もともと髪が少ないので、これ以上貧相になったらどうしようと・・・。。(やはり、抜け毛は増えました)

 

出血も子宮の痛みも、いつか治ると言われ、実際治ったと感じたのは産後4週目あたり。そこに至るまではなんだか気分も滅入っていました。

悪露は完全になくなるまでもう少しかかりそうですが、生理でも1週間程度で終わるのが、1か月以上もナプキンをつける生活も大変なもんです。

赤ちゃんのおむつかぶれを心配する前に、自分も清潔にしていないと何かしら不調になります。

 

また、治るものは安心ですが、治るかわからないものは?

こども産むたびに目が悪くなって髪が抜けるのだとしたら、なんだか複雑です。。

 

逆に、新生児のお世話については、生後しばらくはおなかの中にいたときママからもらった免疫に守られて病気もしにくいし、母乳が出なければミルクを与えればよいわけで、不安要素というのはそこまで多くありません。

多少育児を間違ってもてこずっても、赤ちゃんは育っていきます。大丈夫。

 

でも母体は、今後もお付き合いしていく自分の身体は、この先いったいどうなるの・・・・

 

との恐怖を感じたのは私だけではないはず・・・(私だけ?)

こういうのも、赤ちゃんの誕生のうれしさで、忘れてしまうものでしょうか。

 

この不安があったので、産後は妊娠期以上に栄養を意識してとにかく食べるようにしました。もう体重制限もありません。とにかく鉄分とカルシウムとタンパク質をとってました。母乳のためには炭水化物と野菜も多くとる必要がありますので、主食もおかわりして、葉物もたっぷりと。

産後ダイエット?そんなの二の次です。ここで栄養不足になると一気に体が老化してしまう!!

とにかく産後の肥立ちのために、身体を休めること(まとまった睡眠時間はなかなかとれないけど、こまめに昼寝)、起きている間は栄養を採ること(おやつ、夜食を含めて1日5食)。そして母乳育児中の方は1日2リットルの水分を。脱水注意!

 

1か月検診がおわるまでは、外出もほどほどに、とにかく療養を意識したほうがいいです。

 

出産が若いほうがいいというのは、産まれてくる赤ちゃんのこともありますが、産後の身体の回復の現実を知ってから身に染みました。

いつか子供がほしいと思っている女性は、一歳でも早く妊娠・出産することは自分のためです。体力があるうちに。

 

これだけの身体の変化があるので、産後すぐの女性には、みなさん優しくしてくださいね。

出産してみて感じたこと① 産前と産後、どっちが鬱?

だいぶ間があいてますが、、、先日子を産みました。

産む前と後で思ったことが色々あるので記録しておこうと思います。

 

妊娠期より産後の方が幸せ(0ヶ月現在)

 

ほとんどの人が逆だと思います。妊娠期は、産んだ後は大変よ〜ととにかく言われました。産む前の今がゆっくりできる最後の時期なんだからと。

また、妊婦の時は周りから気遣ってもらえるけど、子連れ母に対する世間の目は冷たいよ、とか。

産後うつという言葉もだいぶメジャーになったし、産後に離婚にいたるケースも多いといいますね。

 

ですが、私の場合は産後のほうが気持ちも楽だしはるかに幸せ。まだ新生児だからなのか、少なくとも今のところは。

オキシトシンとプロラクチンの影響でしょうか?心穏やかに過ごしています。

 

妊娠してた時の方が辛かったしはるかにストレスたまってました。

 

まず大きな理由として、やり遂げた感(結果を出した感)があり、我が子の顔が見えるので周りにも堂々と報告できるし、周りからの祝福・激励も素直に受け入れられる。

 

妊娠期って、結局まだ産まれてないので道半ばというか宙ぶらりんな気持ちなんですよね…。

これから産まれてくる我が子はどんな顔だろう?目が見えて耳が聞こえるだろうか?アレルギーもってたらどうしよう?と期待と不安がいり混じってソワソワ、まだ安心できないという気持ち。

 

でも産まれた後は、これが我が子だ!と受け入れられるし、受け入れるしかないので、堂々と事実を報告するのです。産まれました、と。

 

それが、白黒はっきりしないことがストレスに感じる私の性格からすると、妊婦の時期の方が不安定だったなと思います。

 

次に2つめ。産後は育児を誰かに代わってほしいときにハイッと手渡せるけど、妊婦は変わってもらえない。10か月の間1人で体調管理するのは孤独である。

 

この孤独というのはキーワードかもしれません。産後も親や夫の協力を得られない人は孤独を感じるだろうし、ワンオペ育児に追われると追い詰められてしまうと思う。

 

妊婦の間は、職場に同じような立場の人がいないと孤独だったし、妊娠する前にほぼ病気と無縁な生活をしていた私は、こんなにも自分の体が調子狂うのか、とお腹の胎児に左右される生活に戸惑いを感じてました。

 

妊娠後期になるとお腹も重く、貧血気味で歩いてもすぐ息切れしたり、電車に乗っても席を譲ってもらえないとイライラしたり…

 

かなり小さいことでも(たとえば両手を高くあげる仕草はへその緒が絡まると言われているので、家事で高いところのものが取れないので毎回旦那を呼ぶとか)、毎日繰り返されるとそれがストレスになって、あー早く妊婦やめたい、と思う。

 

産休に入って日中ひとりで家にいると、働いてる人からは「楽してそう」という目で見られる。

 

そういうのが「妊娠している人以外と共有できない気持ち」となり、孤独につながっていました。

妊婦同士で愚痴を言い合ったり励ましあったりはできても、それでもやもやした気持ちがすべて解消するわけではありませんでした。

きっと、妊婦じゃない周りの人にこそわかってほしかったんだと思います。

 

でも産後は、「赤ちゃんの世話が大変で…」というと全てを言わなくても周りは悟ってくれます。

子育ては大変、苦しい、ノイローゼになるという最近のメディアのプロパガンダのおかげでしょうか。

 

うちは旦那さんにも育児をしてもらってますが、なかなか寝てくれず泣き止まない新生児を相手に思考錯誤して2人でグッタリ…というのも、ひとりじゃないだけマシです。

誰かと共有できると思うことはこんなにも気持ちを楽にしてくれるんですね。

 

もちろん、それ以上に我が子が誕生してくれたという喜びで毎日幸せなのですが。

 

ともあれ、赤ちゃんとの生活はまだまだ始まったばかりなので、また思うことがあれば②以降に綴っていきたいと思います。

 

 

 

 

名字を変えるということは

全然更新していなく、また急にトピック変えてしまって申し訳ないのですが、とても書きたくなったので思いつくままに書きます。

日本では夫婦別姓は認められていません。

そこに対して、疑問に思わない人が多いのは、国民性なのか、男の家に嫁ぎたいと思う女性が多いのかよくわかりませんが、私はどうしても納得できない。

せめてミドルネームのように残すようにできないのか。

だって、一億総労働人口を目指すとか言いながら、「相手の家に入る」文化を続けるなんて矛盾だし、兄弟も少ない時代なんだから女側の家族は縁が切られることはなんともおかしいわけで(どうせ介護は自分の親のもしなきゃいけなくなるしね)。

 

私は結婚して名字をどっちにするかを話し合いました。いろいろ理由があって夫の姓にし、戸籍を変えましたが、旧姓で残せるものはすべて残しています。

夫の姓が嫌いなわけではありません。ただ、自分の30年以上のアイデンティティは旧姓で築いてきたわけで、それも愛着があるわけです。だから、いま私には名字が二つあるという生活をしています。気持ち的には。

でも、ありとあらゆるところで、旧姓を突き通すことを阻む壁があります。これは本当にいやだ。

 

引っ越す前に籍を入れたので、住民票を移すときにはしっかり新姓になってしまい、マイナンバーにもご丁寧に新姓が・・・

運悪く運転免許証も更新のタイミングとなってしまい、住民票が必要だったため新姓になりました。

健康保険証もしばらく旧姓にしていましたが・・・戸籍上と合わないことでお叱りがきて、しぶしぶ変更。

身分証明書はことごとく新姓になりました。

 

今残されているのはパスポートと年金手帳のみです。

パスポートは、それこそ日本を出るときに使うもので、日本国憲法の関係しない国にいくときになぜ名字を変えさせられるのかという気持ちもあり、更新まで旧姓で通すつもりです。もちろん、渡航する際の航空券も旧姓。

名字違いながら海外旅行してると、毎回「ハネムーンです」と言えて便利です。(これからなのね、と)

年金手帳は、手書きで新姓を書くだけらしいです。会社を辞めたり転職も予定していないので、まだ何もせず自宅保管しています。そして私が退職する年齢くらいになったら、夫婦別姓が認められていないかなという淡い期待も。

 

ここまで読んで、どれだけ旧姓にこだわってるの・・・とお思いの人もいるかもしれませんが、最初からそうだったわけではありません。

新姓に変えるための手続きをやっていくとその大量さと面倒さにイライラし、平日に会社を休み手続き周りをしているうちに、これは男にはわからないのだなと思うと非常に胸糞悪く、ムカついてきたわけです。

私がメインで使っていた銀行は、名字を変えるためには戸籍謄本の原本が必要でした。(新旧乗ってるのは戸籍謄本しかないため)まさかの要来店。戸籍謄本1通発行するのも安くないのに。私は証券口座も開設していたので、さらに手続き書類が多い・・その口座を解約するためにも来店が必要。この銀行は二度とつかわないと思いました。こうやって、非アクティブ口座の客が増えていくことに気付いてほしい。

インターネットの会員も、リ○ルートとPont○など、統合や提携をしているところはまた要注意です。どこかだけが新姓に変えることができ、どれかは旧姓のままだったりするとポイント申し込み時に変なエラーが出ます。名前の不一致が原因とわかるまでかなり時間がかかった。ほんとにこういうの無駄な時間だし、まったく生産的な時間ではなかった。意味不明。

クレジットカードも名前と銀行口座の名義があっていないとはじいてくる会社も多いです。なので、大変にめんどくさくなり、旧姓の時代に作ったカードはすべてそのままにすることにしました。

趣味の会員証もすべて旧姓を使い通しています。株主優待の会員名も旧姓にしたいから証券口座番号も旧姓のまま。

マイナンバーをよこせという新たな脅迫が待っていますが、ギリギリまではこれでつなぎます。

 

結婚早々に愚痴だらけですが、夫の事は好きです(笑)

それと名字は一切関係ありません。家族の絆もね。

夫婦別姓違憲と判断した裁判官はほんとに○ねと思いました。

”名字が同じことで夫婦の絆が生まれる”なんてこじつけにもほどがある。それなら名字が同じ夫婦は一生離婚しないのか?そうじゃないだろ!別姓がいやなのは男だけでしょ。そのエゴを押し付けないでほしい。姓が違うことでも絆を感じさせる努力をまずはしてみろ。つかお前が手続き全部代行しろ お前が仕事辞めろ

あーーー腹立たしい。

 

なにより、選択の自由をつぶされたことに腹が立つ。同姓を選ぶ人は引き続きどうぞご自由に。でも別姓がいい人にもチャンスを与えてほしい。

なぜ自由をうばったのか、日本の男よ。

 

子供が生まれたらどっちの名字を名乗るの?と愚問を呈する人もいるが、海外がどうやってるかググってみたらいい。とりあえずお隣の韓国みたいなやり方になるんじゃないかしら。